新人教育とわたしのキャパ

初回投稿からずいぶん時間が空いてしまいました。

反省、、、、

稚拙ながらとにかく毎日記事を書き上げてアップします。がんばろう!

 

 

◎新入社員の教育係になった話

 今年わたしは新入社員(以後彼らのことを1年生と呼ぶ)の教育係になりました。

過去数年同じように教育係をしている先輩たちをみて陰ながらファイトの声援を飛ばしつつ、苦労話を聞きつつ、私なりにエールを送ってきたつもりでしたが、今年は私の番。

 彼らがやってきてそろそろ2か月が経とうとしているので、いったん自分のために振り返りをさせてほしい。

 

 

◎思ってたよりずっと大変だった

 そう、思ってたよりもずっとずっと大変だった。

 ほんと親になって初めて親の心がわかるというか、教育係になって初めて先輩方の苦労を身で知るよね。。。。過去のポンコツ私に伝えたい、思ってる150%増しで感謝を伝えろ。。。

 

 で、何が大変か。

 そもそも自分の膨大で緊張感のある仕事をしながら1年生たちのフォロー(ちなみにまだまだ手取り足取りなので実質2人分)をすることがハード。教えたり、1年生の実践を見守りながらやるから時間はリアルに自分がやる時の3倍以上かかる。

 

 今はまだ1人の先輩に1人1年生がおんぶにだっこなんだけど、勤務形態上毎回勤務の時には違う1年生があてがわれる。つまり毎回その子の現状(今何ができて何ができないか)を把握して、その日何ができるようになりたいのかを明確にして業務をスタートしないといけない。それを明確に表現できる子もいれば、しどろもどろしてしまう子もいる。自分の忍耐とコミュニケーション能力が試される。

 

 もちろん1年生サイドも言いたいことがたんまりあるのは重々承知(先輩によってアプローチの仕方はどうしても違うだろうし)うんうん。わかるんだけど。

 

 

◎こんなことを言いながら

 覚えることも考えることも多くて、業務中も心身ともにハードなんだけど、私は今の仕事がすごく好きなんだよねえ。

 覚えることも考えることも多くて、業務中も心身ともにハードなんだけど!(大事なことだから2回言った)

 だから1年生にも楽しさとやりがいを知ってもらえたらうれしいな~~~って思いながら接してるんだけど、思わず指導に大量の熱が入っちゃう。

 でも逆の立場なら無駄に暑い指導者ってたぶんいやだよね 、、、、気を付けようとは思ってるよ?????

 

 

 

 1年生と接するうちに自然と自分が1年目だった時のことを思い返しちゃったりしちゃうんだけど、実際あんまり覚えてなかったりする。(苦しかった時の記憶って無意識のうちに率先して消去しようとするのかな?)

 でも1年生の話を聞いてると、自分とおんなじことで苦労してたり、悩んでたりするんだよね。やっぱりみんな似たようなことを思うもんだな~~~。

 

 1年生を指導する中でどうしても不足してるポイントを指摘するんだけど、あの時の私も今の1年生も「なんでそんなシンプルで初歩的なこと、自分で気づけなかったんだろう」って思ってたんだよね。それで自分が嫌になる。こんなこともわからんのかって自己嫌悪。そしてこれは珍しいことじゃなくて、わりとあるある。

 負のループの始まり始まりだから、これは早急に対処したほうがいい。

 

 じゃあこの「シンプルなこと飛んでいきがち」現象はなんで起こるのか????

 

 

◎この2か月で考えた「考えられる状態」とは如何

 あたりまえだけど、今の私と1年目の私じゃ同じ事象に対しても、考えが及ぶ量と幅

は圧倒的に違う。

 それは考えなくてもできることが増えたから、という点にその差は凝集されると思う。

 「考えなくてもできること」っていうのは、いわゆるルーチン化・自動化されたってことで、通常の流れの中にあるうちは特に思考していない。お決まり。いつも通り。いつも通りだから思考こそしてないけど、いつも通りじゃなければ勿論、異変には気が付く。

 

 ヒトが使える脳内のキャパシティは限りがあるっていうのは有名な話で、緊張してるときなんかは特に顕著だと思う。これは実感としてだけど。

 今の私は、1年目の時よりもルーチン化・自動化できていることが増えた分、他のことに思考を使えるようになった。あの時気が付けなかったこと、頭を回せなかったことに考えを馳せられるようになった。

 脳内に余白を持っているかが思考量の差につながるんじゃないか、ということ。

 

 じゃあ、如何にして余白を確保するかっていうと、自動化できることを増やす、思考せずともできることを増やすこと。そのためには、イメージトレーニングが有効かと思う。

 その思考のプロセスや過程を一回自分の中に通過させてパターンとして記憶する。そのためには、一連の流れを反復して叩き込むしかない。何回もイメトレをして。

 イメージできてないことは、リアルでも出来ないからね。

 

 あと、メモとか頭の外で保管できる情報(13時までに書類を出すとか締め切りがいつとか)はそこで保管しちゃう。無駄に抱え込まないことも大事かも。余裕ない時って忘れるし。

 

 慣らす。自動化する。情報の保管を頭の外にする。これに尽きる。  

 

 

◎私がすること

 とまあ、こんなこと考えてみたんだけど、実際にこれをするのは私じゃなくて1年生たち。でも1年生を導くのは私の役割なので、さて何ができるかって話。(今からが本題?)

 

 以下箇条書き。

・朝一番に感じのいい挨拶をすること(信頼関係の構築と安心感付与。大事!)

・スケジュール調整の時に、その日の課題と目標を具体的に確認する

・フィードバックを具体的にする(ほめる数>指摘する数)

・こまめに声をかける、遠慮せず声を掛けるように伝えておく。

・感謝を伝える

 

難易度は高い。というか本当自分のキャパが試されるね。大丈夫かな。

まあ目標は大きめに立てないと、その8割くらいしか達成できんって言うしね!

 

 

 ぜったい私より1年生のほうが緊張もしてるだろうから、どっしり構えとこ。

 ちょっと違うけど、「育児」は「育自」って言った人、さっすが~。